テッシーかわら版

登録有形文化財に…

郡山市逢瀬川第一取水場ポンプ室をご存じだろうか。

大正13~15年に、郡山市の近代水道の第一次拡張事業にあたって建設されたポンプや受電器の上屋である。

近代の水道施設としては、「麓山の飛瀑」(国登録有形文化財)が、昨年文化庁による日本遺産の中に「一本の水路」というストーリーで選ばれたが、安積開拓に始まる郡山の近代歴史を考えると、その発展を支えた近代水道施設であり、ポンプ室の中には建設当時から残るスイス製のポンプもあって、当時の取水の状況が分かる産業遺産としての価値も高い。

郡山市は解体すると聞いているが、むしろ国登録有形文化財として、保存すべきだと考える。

郡山市桜木2丁目8番地内


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