郡山市の10年先、20年先に向けての都市行政Ⅱ
郡山南副都心構想は、学生や若者がそのまま住み続け、未来を描ける街にするために、これからの郡山市に必要不可欠な事業です。
郡山南副都心構想
安積永盛駅の橋上化
安積永盛駅を橋上駅としてビッグパレット脇に移すとともに、在来線の東北本線安積永盛駅から行合街道踏切(通称古館踏切)まで3.4㎞の鉄道の高架化を進めるべきだと思います。

近くには日大工学部、日大東北高校、帝京安積高校があり、平均乗車人員は1日2400人を超え、福島県内では6番目に多い駅。橋上駅になれば、駅東口から阿武隈川堤防沿いに走る須賀川二本松自転車道へと移動し、更に横断橋を渡って安全・安心に通学できるようになります。

副都心の要 ビッグパレット
展示、会議、レセプションが可能な複合コンベンション施設であり、国際会議から一般展示まで多様なニーズに対応できる施設です。
文化交流人口の増加が見込め、合同庁舎移転の相乗効果により、企業の人材確保・育成についても社会に与えるインパクトは大きいと思います。

日出山地域の冠水及び浸水対策
高架下の活用として管理用通路の下に、雨水貯留槽を埋設することにより、南川による日出山地域での冠水及び浸水対策が可能になります。

日大工学部周辺の浸水対策
2019年の台風19号は、日大工学部周辺でも阿武隈川や日大工学部キャンパス内を流れる徳定川が氾濫し、キャンパス内にある多くの施設が被災するとともに、在学生約1000人の住居が浸水するなどの被害を受けました。
阿武隈川の護岸整備はほほ完了しましたが、未着手である徳定川の河川改修や下流の古川池の水辺空間事業の工事着手を急がなければなりません。

めざすもの
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